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2021/04/17 加茂川サンダースさんと合同練習会
WB2021年度最初のレポートは、4/17(土)上賀茂小学校で行われた加茂川サンダースさんとの合同練習・練習試合の模様をお伝えします。
何度も顔を合わせているチームですが、強豪・サンダースさんとの練習は、ぴんと張りつめた緊張感がありとてもいい刺激になります。
サンダースの監督さんには今回も為になる事を教えていただきました。
1)いいチームにするには、チームメイトのことを考えて練習する
ディフェンス練習なら、相手の武器・苦手をわかった上でその人のレベルに合わせていい練習になるように相手をする。ディフェンスが得意な子なら、スピードを上げてしっかり。慣れていない子なら、動きをしっかり確認できるようにスピードを落としてあげる。
シュート練習なら、相手の事を考えていいところにミートしやすい様にパスを出す。もともとシュートが上手い子なら、すごく早いパスを出してみる。
2)目的を意識する
4分間のシュート練習でも、「何本入ったか?」の質問をされます。
単に入った、入らなかった、だけでなくて、前回と比べてどうだったか、それはなぜか? など、考えることや目的意識を徹底していることがわかります。ただし「急げば良いものでもなく、動きのメリハリが大事だ」とのお話も。
この練習会を通して本年度のチーム目標を考えるのが今回のねらいでした。
監督からは、他チームと比べて足りないところをチームの課題として意識する。
キャプテンを中心に声を出して、皆で相談して、気づきを増やす。
自分達で考えて行動するチームを目指してほしいとお話がありました。
コーチからは、話をしている人の目を見て話を聞くようにとの注意がありました。
これは残念ながら何度も注意されていてバスケットする以前に大事な事ですが、まわりが気になって集中して聞けていない選手がいました。
しっかり聞いて理解できるようにとのお話でした。
合同でのアップのあとは、練習試合。
開始直後から、サンダースの強いディフェンスに大苦戦。自陣でもパスコースを厳しくチェックされ、なかなかボールを前に運べません。ターンオーバーから速攻を受けることも多々。ルーズボールの競り合いの強さもかなりのものです。何より、練習試合なのに真剣にぶつかってくるサンダースの気迫は相当なものでした。
そんな中から少しずつ、チャンスを作るための動きが出てきました。パスコースを作るために積極的に動いたり、相手がパスを受けた瞬間のディフェンスを意識すること。相手の得点を押さえながら、少しずつ得点が増えていきました。
しかしながら結果は完敗!この敗戦から何を学んで、どう生かしていくかが大切になりそうです。
下級生たちも試合に果敢に挑戦していました!
試合後は、ホワイトベアーズからサンダースさんへの質問コーナーもありました。
「家でどんな練習をしていますか?」と尋ねたところ、「リバウンド練習のために、屋根の上にボールを投げて、落ちてくるボールをジャンプキャッチする練習をしています」と。さすが、強い選手は毎日、工夫して自主練習をしています。
「どんなチームを目指していますか?」との答えには「勝ちたいという気持ちをしっかり持って、当たりが強いチーム」という答えもあり、ホワイトベアーズの子どもたちは思わずうなずいていました。
加茂川サンダースさんの胸をお借りして、新チームでの初の対外試合でしたが、ひとりひとりが課題を見つけそれを意識して日々の練習に生かしてほしいです。
チャレンジをしない事が失敗で、チャレンジして失敗する事は失敗ではありません!
『トライ アンド エラー』の精神でこれからいいチームに成長していきましょう。
ホワイトベアーズ ゴーファイト!